最近、ドライブレコーダーをつけている車が増えてきました。1年前に比べると本当に増えたと思います。アマゾンなどでもかなり種類、価格の幅も広く販売されています。私自身も1年前と最近、2台の車にドライブレコーダーをつけました。いずれも前後に分かれてカメラを取り付けるタイプです。今日は私が体験したトラブルとドライブレコーダーを自分でつける場合に大切な2つの事について書きたいと思います。

私のブログを見ている方は既に車にいろいろなものを自分で取り付けている方だと思います。そのため今回は一般的な整備に関しての部分は省略させていただきドライブレコーダーを自分で取り付ける時のとても大切な2つの注意点に対して説明させていただきます。
その1 電源の取り方について
ネットやカー用品店で売られているドライブレコーダーはほとんどがシガーソケットから電源を取るタイプだと思います。このタイプは車についているシガーソケットにドライブレコーダー側の差込口をさせば良いタイプで接続もとても簡単です。
問題になるのはすでにシガーソケットを使っていた場合の追加で二連や三連の分岐ソケットを使わなければならないと言うことです。
私の車はすでにスマートフォンの電源確保用にシガーソケットを使っていたので分岐するための二連ソケットを買いました。それにドライブレコーダーをつないで使っていたのですが使いだして数日で突然消えるようになりました。その後再び電源が入り動き出すのですが何度かその状態を繰り返しながら頻度が上がり最後はドライブレコーダーがつかなくなりました。
検証してみたところおかしいのはドライブレコーダー本体ではなくシガーソケットからのケーブルでした。ネットでもいろいろ調べてみたのですがどうやらドラレコはかなり精密に電力が制御されているらしく二股ソケットを使用することにより変動する電圧降下で電源が落ちてしまうようです。
対処法としてヒューズボックスから直接電源を取るものがエーモンから販売されておりましたのでそれを購入してドラレコはヒューズボックスから直接取ると言う方式に変えました。

その後は突然ドラレコが電源が落ちると言う事は無くなりました。エーモンから出ている電源ケーブルは途中にヒューズも入っておりますので何かあった時も安心です。私はシガーソケットからのケーブルを痛めてしまいメーカーから追加で購入することになってしまいました。これを見てドラレコをつける方はヒューズボックスから直接電源を取った方がドラレコが安定して使用できると思います。
使用したヒューズボックスから電源を取る為の商品はこちらです。これを使うとシガーソケットに差し込むタイプの電源コネクタをヒューズボックスに接続できます。
2.ケーブルの取り回しについて
ドライブレコーダーの配線はシンプルです。ドラレコからシガーソケットまでつながる配線、ドラレコ本体からバックカメラにつながる配線、この2つしかありません。しかし、この配線の取り回し方法によってほとんどの車に付けられているであろうカーナビのテレビ受信感度に問題が出る可能性があるのです。(テレビチューナーが搭載されてない車にお乗りの方は何もする必要はないです)
テレビはフルセグ、ワンセグにかかわらず電波を受信してテレビを表示させています。電波を受けるのはアンテナですがアンテナからカーナビ本体まではケーブルで繋がっています。問題になるのはドラレコの電源ケーブルとカーナビのアンテナケーブルがかなり近い間隔(場合によっては束ねてしまう場合も)で配線を設置する事です。
アンテナケーブルはかなり繊細です。近くに大きな電力の配線が通ると他のケーブルから出る電磁波ですぐに受信感度に影響が出ます。2つのケーブルは車の構造上右側Aピラー(ドラレコの設置場所によっては左側)になると思いますが作業に慣れている人だとケーブルをまとめてしまうと思います。
調べてもらうと分かるのですがドラレコをつけてからの方がテレビの受信感度が落ちたり場合によっては止まってしまう様になります(一部の新しいドラレコは影響がないようです)私の車もドラレコが作動をすると明らかに受信感度が落ちました。対処法としてはAピラーの中で出来る限り離して2本のケーブルを配置し、天井に届いてからはどちらか一方のケーブルをフロントガラスから離しルーフ中央付近を通るルートで配線します。私の車はこの作業により完全ではありませんがだいぶアンテナ感度は回復しました。この作業に関しては車により症状が違うと思いますので受信感度を確認しながら設置すると良いと思います。
以上自分でやってみて困った事や原因がわからず困った事を書かせていただきました。全国のお父さんの参考にならばうれしいです。