最近アマゾンで販売するドライブレコーダーの中にバックモニターの代わりにドライブレコーダーの後方カメラを利用するタイプが出てきました。
今回アマゾンで1番評価が高かったバックモニター兼用ドライブレコーダーを購入してしばらく使ってみたので、取り付け方とバックモニターとして使えるかどうかをご紹介したいと思います。
購入してから7カ月経ちました。購入したのはこちらです。
大きさも2年前の物と比べても1回り小さくなり取り付けステーも格好良くなっていました。
取り付け自体は他のドライブレコーダーと同じで繋ぐ線は2つです。
1つはシガーソケットからフロントカメラまでの配線。2つ目がフロントカメラからリアカメラまでの配線です。リアカメラ配線はさらにバックギアに入れた時のバックライトへの配線も入っています。
シガーソケットからドライブレコーダーまでの電源の取り方は他の記事をご参照ください。
ドラレコの取り付け方は既にたくさん記事が出ていると思いますのでここではバックカメラに配線を引くアイディアをご紹介したいと思います。取り付け車種はスズキワゴンRです。
私はドライブレコーダーの後ろのカメラ配線は天井を通しています。
はじめにフロントガラスどちらに配線を通していくかを決めてAピラー(フロントガラスの両サイドの柱)のカバーを外します。
次にAピラーと同じ側のドアの内側、ボディに付いているゴムシールを外します。
その後、リヤゲート上部とCピラー上部を外します。ここからは順番に説明します。
まずAピラーですがプラスチックのフックなどをピラー上部縁に入れて引っ張ります。引っ張るとピラー全体が外れますので外しておいてそこに配線を入れます。
次に天井の縁に配線を入れるので前のドア、後ろのドア両方ともゴムシールを上部のみを引っ張って外しておきます。次に天井内側のカバーを外します。また、手でつかまるグリップも外しておきましょう。 天井を止めるためについているプラスチックのピンなどがないかも確認してください。
ここまですべて取れたら大抵下に引っ張るだけで隙間ができます。できた隙間にバックカメラ用配線を通します。配線が隠せるし距離が床を通すより短くなるので楽になると思います。

ここにバックカメラの配線を通します。おすすめの方法は天井に隙間を開けたら先に針金を通しておいてフロントの配線の先を針金に結びつけてリアゲートの上の隙間まで針金を引っ張って持ってくる方法です。
針金の方が曲がりにくいし通しやすいので作業がだいぶ楽になります。

ここでは前のドラレコのバックカメラ配線を利用して新しいバックカメラ配線を天井を通してリアゲートまで持ってきました。2本(赤と黒)の配線はリアカメラ用とバックランプの配線に繋ぐ物です。
このドラレコはバックギアを入れたときに後ろに付けたカメラをバックモニターの代わりに表示できる機能がついています。配線は1本足すだけなのでぜひ参考にしてください。
この車の場合は天井を通してきた線から分岐している赤い電線を延長してリヤゲート本体側の左フチのゴムモールを引っ張って取りバックランプの所まで伸ばしました。後は後方カメラについている赤い線をテールランプの中のバックをするときに点灯する(白く光る)ランプの赤い線につなぐだけです。

上から下ろしてきた配線をここで2つに分けます。黒い方は真ん中まで持っていきバックカメラに接続します。


赤い配線は天井から左サイドのリアゲート内側の隙間を通しバックライトまで持っていきます。取り付け方は配線を間に入れてペンチで挟むだけです。配線を繋ぐ時はこれがあるととても便利です。
取り付け完了したドラレコのバックギアに入れた時の切り替わるスピードの検証動画です。
若干スピードが変わるときもありますが配線1本足すだけでバックする時に後ろが確認できるのはとても助かります。また、また取り付けて半年以上経ちますがSDカードエラーは1度も出ておりません。
これに関しては私の車3台に取り付けたアマゾン購入の5000円以内のドラレコ3台とも問題が今の所ないので3年前より全体の品質が上がったのかもしれませんね。
以上、バックカメラ機能付きドラレコの紹介でした。参考にしてもらえれば嬉しいです!