
巷で流行りのヘッドライトスチーマーを買ってみました。今日はその使い方と注意点、失敗したらどうなるかをお見せしつつなるべくわかりやすく解説したいと思います。
まずどんなものか商品を紹介します。

ネットで購入したのはこんな感じの商品です(ヘッドライトスチーマーで検索すると沢山でてきます)キャンペーンなどで一番お買い得になっているものを購入されると良いと思います。購入した商品は耐水ペーパーもセットでつていました。
ヘッドライトスチーマーを使ってをヘッドライトをキレイにする方法ですが、最初は耐水ペーパーによるヘッドライトの研磨が必要です。黄ばみや傷がひどいほど粗いペーパーから始める必要があります。

ヘッドライトスチーマーのセットは耐水ペーパーが一緒に入っているものが多いです。一度使うとペーパーは使えなくなってしまうのでホームセンターで粗さ(番号)を見ながら足りなくなったものを追加で購入してください。ペーパーを当てる当て木(スポンジでできているもの)があった方が手が疲れません。

まずペーパーをかける前にヘッドライト回りをマスキングテープで覆います。耐水ペーパーで塗装面に触れてしまうと傷がついてしまいます。カドや尖っているの部分をしっかりとガードして傷がつかないように養生してください。

ヘッドライトの磨き方(耐水ペーパー使用)
マスキングテープを貼ったらヘッドライト磨きます。耐水ペーパーは番号が小さいほど粗いので番号が小さい物から使ってください。汚れ方にもよりますが黄ばみや汚れが酷ければ600番位からが良いと思います。綺麗にこすれているかの目安は前から見て中のバルブ(電球)均一に見えない位です。このペーパーを使うときには必ずペーパーと研ぐ面が濡れていないと綺麗に研げません。スプレーで水をかけながら研ぐ方法もありますが、オススメはバケツに水を入れておく方法です。
バケツにタオルも一緒に入れておいてサンドペーパーを水につけながらヘッドライトをこすります。白い汚れがヘッドライトにたまってきたらバケツに入れてあるタオルで拭き取ります。こする時は手でしっかりとペーパーを持ち、ライトをこする時に手からペーパーがずれないように作業してください。ゴムの手袋とつけるのも良いと思います。手袋無しで手からペーパーがずれると指紋がこすれて消えていきます(笑)
最初は黄色い水がたれて表面の傷んだ面が削れているのがよくわかります。夢中になって作業していると水をかけるのを忘れて段々とこすりにくくなってきますのでこまめにペーパーに水をつけてください。またこする時ですが、どの面も同じようにしっかりこすってください。複雑な形状や角が多いライトの時は平面の所より多くこすってしまいがちです。角の部分をこすりすぎないよう気を付けてください。

全体きれいにこすることができたら番号の大きなペーパーに変更して同じようにこすります。きれいにこすれていれば全体が均一に白く濁って中が見えない状態になっているはずです。
目の細かいペーパーに変えると戻ることができないのでどのペーパーも水で拭き取りながらしっかりこすれているのを確認して同じ作業を繰り返してください。600番からなら600→800→1000→1200→1500となります。ペーパーの番手が細かくなっていけば段々と中が見えるようになっていきます。地味な作業になりますが頑張ってください!
ヘッドライトスチーマーを使います
1500番まで作業が順調に進めば少しかすみが残るけど中が見える状態になっているはずです。均一に中が見えるようになっているか確認して問題がなければいよいよヘッドライトスチーマーを使います!



スチーマーの使い方は簡単です。こちらの説明通りにやるだけです。磨いたヘッドライトを綺麗にふき取りマスキングを確認します。研ぐ作業ではがれてしまっていたら貼りなおしてください。

適量をボトルに注ぎ電源を入れると数分で気化した薬品がノズル先端から出てきます。先端とヘッドライトの距離は1センチ位になると思います。目安は写真のように口の先に気体が出ているのが見えるくらいです。この距離でヘッドライトにあてるとくすんだ部分がみるみる透明に変わっていきます。
ヘッドライトスチーマーを使う時の大事な事
私の車もこのように施工しました。どれくらいきれいになったかというと・・・


こんな感じです。きれいになってない?
そうなんです!タイトルの通り失敗しました!失敗した理由は風。
実は説明書や作業したことのある方の記事を見ると書いてあるのですが(無風のときに作業する)となっていました。ヘッドライトに吹き付ける部分は繊細で風が吹いていると本当に透明になりません。私のヘッドライトは透明にならないので何度も吹き付けた結果、表面が重なりすぎて細かいヒビのようなものが入ってしまいました。

その日は朝から晴れ渡っており、作業にはぴったりだと思いましたが午後になって風が強くなってきました。しかし予定まあったので強行した結果の失敗でした…
ヘッドライトスチーマーは風のない日に使ってください!
仕方がないので曇ってしまったところを軽くコンパウンドで擦り1部分はよく見えないまま現在も過ごしております。もう一度作業をやり直すつもりですがその時は再び記事にしたいと思いますのでよろしくお願いします!
*なお、この状態では車検に通りませんのでご注意ください